子ども部屋は用意するべきなのか

家造りをするときは、子ども部屋が必要かどうか悩む人は少なくありません。部屋数を減らしたほうが建築費用を抑えられるので、子ども部屋は不要と考える人もいますが、数年後に大きな不便が生じるというケースは意外と多いです。数か月くらいで家族構成が変わる状況にはなりにくいですが、数年単位となれば話が違ってきます。子ども部屋を作るかどうかは、将来的に結婚する意思があるか、結婚したら子どもがほしいか、などを考えて詰めていきましょう。

いずれ子ども部屋が必要になると予測されるのであれば、最初から作っておくのが得策です。あとからリフォームで子ども部屋を追加するとなれば、逆に費用が高くなるからです。一方で子ども部屋が必要になる可能性がかなり低いと考えられるのであれば、無理に用意する必要はありません。

部屋数に余裕を持たせたい理由は

部屋数はプライバシーに影響するので、可能であれば居住人数分の部屋がほしいです。ここではリビングなどの家族共用の部屋は除外して考えます。家族一人ひとりに自分の部屋があれば、いつでも自分ひとりになれます。悩んでいるときや泣きたいときなど、ひとりになれる空間はないよりあったほうがいいのです。

部屋を作るうえでの注意点は、スペースに余裕のない状態で部屋数を増やすと、一つひとつの部屋が狭くなることです。スペースは広ければいいとは限りませんが、足を伸ばしてくつろげるくらいの広さは確保しましょう。費用の関係で部屋数を増やせないならば、仕切りを使ってプライバシーを確保するという手があります。

3000万の家は建物の大きさよりも地価が資産価値に影響しています。都市の中心部よりやや安価な一方、郊外と比較すると割高な都市近郊によく見られるのが特徴です。

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