間取りを決めるうえでの考え方とは
世間一般的によいとされる間取りが必ずしも正解ではなく、大切なのは自分と家族が暮らしやすいかどうかです。例えば部屋が狭いのは嫌という人もいれば、あまり気にならない人もいるわけです。間取りを決めるときは間取り図を見ながら施工会社と話しあって調整していくのが基本ですが、施工会社が勧めてくる間取りが必ずしも正解とは限りません。施工会社側は自社の利益になる設備を積極的に勧めてくるようなケースもあるでしょう。間取りの設計で迷ったときは、最終的に費用で決めるという方法もあります。例えばベランダがあってもなくてもよい場合は、なしという選択をすると費用を抑えられます。実際の住みやすさというのは、いざ住んでみなければ予測が難しいのが現実です。そのためなるべく費用をかけずに家造りをして、あとから必要だと感じた設備は追加していくという方法を考えてみましょう。
間取りは夫婦関係に影響を与えることも
主寝室は夫婦が二人で過ごすためのプライバシーの場です。一般的に主寝室は子ども部屋よりも広く設定します。子どもより大人のほうが身体が大きいですし、大人が住宅の購入資金を支払うという理由からです。間取りはプライバシーに大きく影響するので、プライバシーが損なわれる設計は避けましょう。例えば主寝室のすぐとなりに子ども部屋があると、何かと気を遣うことになるはずです。できれば隣接はさせずに廊下を挟むなどの工夫をしてください。廊下や収納などのスペースを確保することは、結果的にプライバシーを守ることにもつながるのです。
2000万の家を購入する事で、コスト面でのメリットを受ける場合もあります。ローンを組まず一括で購入する事も可能です。